ビットコインキャッシュとは
ビットコインの名前はニュースでも取り上げられて、かなりの人がその名前を聞いたことがあると思います。
では、ビットコインキャッシュって聞いたことがある人はどれくらいいるでしょう。
実際は、あまり知られていないのが現実です。
そんなことないよ、知っているよ!
というあなたは、すでに仮想通貨のことをかなり勉強している部類に入ります。
あなたの半径10mにいる人に
「ビットコインキャッシュって知ってる?」
って聞いてみて下さい。
きっと、
「なにそれ?」
「ビットコインのことでしょ?」
というような答えが返ってくるでしょう。
そんなビットコインキャッシュについて、誕生した背景も含めて説明したいと思います。
ビットコインキャッシュってそもそもなに?
ビットコインキャッシュはビットコインから分裂してできた新しい仮想通貨です。
ビットコインの取扱量が増えてきて、取引のスピードが低下などの問題が起きてきて、問題を解決するために生まれたのが、ビットコインキャッシュなんです。
機能的には、ビットコインをアップデートした仕様になっているので、ビットコインを踏襲しているのですが、まったく違う仮想通貨として認識しておいたほうがいいです。
ビットコインと名前には入っているものの、ビットコインキャッシュはビットコイン以外のコインに分類されるアルトコインの一つです。
ビットコインキャッシュの歴史
ビットコインから、ビットコインキャッシュが生まれたのは、2017年8月1日です。
これは、97%のビットコインのマイナー(採掘者)たちが、ビットコインのブロックのサイズを1MBから8MBにする「ビットコインの改善提案(BIP91)」に賛成したことで実現したものです。
簡単にいうと、より多くの情報がブロックに書き込めるようになるということです。
このことで、ビットコインキャッシュは、ビットコインのそれまでの取引履歴を受け継ぐことはできるのですが、新しい取引はビットコインキャッシュだけのものになり、ビットコインとの互換性がなくなりました。
この影響もあって、ビットコインキャッシュは分離前の先物取り引きによって付けられていた価格から大きく価値を下げてしまっていたんです。
なので、出だしは他のアルトコインに比べて、評価が低い、人気のない仮想通貨だったんです。
しかし、2018年には、ビットコインに変わる仮想通貨として注目を浴びるまでになってきています。
それは、多くの人が、通貨として仮想通貨を利用するようになった時、実世界で利用できない通貨ではなく、実際に使える仮想通貨が価値を持つことになります。
そんな世界になれば、ビットコインをアップデートしたビットコインキャッシュは、ビットコインよりも価値が上がっていくのではないかと考えられているわけです。
これから、ビットコインキャッシュはどんな歴史をつくっていくのでしょうか?
ビットコインとの共通点は?
ビットコインキャッシュもビットコインもブロックチェーンなどの基本的な機能はビットコインと同様です。
大きくビットコインと違うところは次の3点
- ブロックサイズの上限が8MB(ビットコインは1MB)
- ビットコインと互換性がない
- セキュリティー機能が向上
いいところは使って、弱点を補強している感じですね。
ビットコインに比べて、技術的にさらに進んだ仮想通貨が登場しているのが現状です。
よりセキュリティーが高くなったものや取引スピードが速くなったものなど、ビットコインに比べると技術的には進んでいるものの、まだまだビットコインの既得権益を脅かすまでは行っていないんですね。
あと、取引を検証して承認する仕組みの元を支えているのが「マイナー」と呼ばれる人たちで、マイナーはマイニング報酬の高いところで作業をするようになります。
なので、マイニング報酬が作業に見合わないと感じて、マイナーがマイニングをしなくなると仮想通貨の取引自体が滞ってしまいます。
マイナーがどの通貨をマイニングするかによっても仮想通貨の価格が変動する仕組みになっているんですね。
この仕組ってよくよく考えるとめっちゃ面白いですよね。
取引をするための計算をする人がいて、それを合っているか周りの人が確認を行っているわけですから。
確認をした人には、一定の報酬が与えられるし、まさに、みんなが喜ぶ「Win-Win」の関係が気づかれたシステムだと改めて思います。
ビットコインキャッシュはビットコインになれる?
ビットコインキャッシュは、ビットコインと同じような価値を持つようになるのでしょうか?
また、ビットコインを超えた仮想通貨となれるのでしょうか?
ビットコインを超えるとなると、新たにビットコインに変わって、ビットコインキャッシュが仮想通貨の中心的な存在になることはまちがいありません。
その可能性について、ビットコイン界のイエス・キリスト!?と呼ばれるBitcoin.comのロジャー・バー氏がインタビューで答えていました。
簡単にいうと、
長期的には、一番利便性の高いコインがもっとも使われるコインになって、最も使われるコインが時価総額が1位、最大の顧客層を持つことになるとのこと。
つまり、技術的にアップデートされているビットコインキャッシュのほうが、ビットコインより利便性が高く支持されていくので、ビットコインキャシュがビットコインを超えることは時間の問題だといっています。
ビットコインは、2018年の末には4万ドル(約440万円)に達するだろうという投資家がいたりするので、ビットコインは今後も伸びていくことが考えられます。
はたして、そのビットコインの勢いを凌駕するだけのパワーをビットコインキャッシュがもっているのか、ビットコインキャッシュから目が離せません。
ビットコインキャッシュはこれからどうなるの?
ビットコインキャッシュは、11月に一気に2倍以上の価格に押し上げられました。
これは、実施される予定だったビットコインのハードフォークに対する懸念から、投資家がビットコインキャッシュに資産を移したためです。
この時のハードフォークに関しては、
問題になったSegwit2xを初心者にもわかりやすく解説(作成中)
で解説していますので、参考にしてみて下さい。
さらに、わかっているだけで、ビットコインのハードフォークは5回予定されていて、次のようなコインが誕生します。
- Super Bitcoin(スーパービットコイン)
- Bitcoin Platinum(ビットコインプラチナム)
- Bitcoin Uranium(ビットコインウラン)
- Bitcoin Cash Plus(ビットコインキャッシュプラス)
- Bitcoin Silver(ビットコインシルバー)
11月25日に実施されたハードフォークによって、ビットコインダイアモンドが誕生しましたが、この時のハードフォークは、ビットコインとの共存を考えたものだったため、大きな混乱は起きませんでした。
今後、予定されているハードフォークがどのような意図で実施されるか注目しながら、アンテナを高くして対応したいと考えていますが、ビットコインキャッシュの価値は、ハードフォークのたびに上がっていくような気がしています。
今後も、ビットコインキャッシュの動向に注目です!
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