【盗難NEMが全額換金!?】コインチェックから盗難されたNEMが全額換金された模様

流出NEM全額交換完了

花粉症も少しましになっているマグナム(@kasoson1)です。

どうやら、NEM財団の追跡解除を受けて、ダークウェブでの交換が加速したようですね。



北朝鮮なのか?

盗難NEMが販売されていたダークウェブで、全てのNEMの交換が完了した後に、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の写真が掲載されていたようです。

写真は、札束を握りしめて笑っているコラージュで、北朝鮮が関与していたのなら、そんな馬鹿なことはしないのではないかということで、日本人が犯人じゃないかとの憶測も飛び交っているようです。

犯人は捕まるのか?

盗んだ犯人のアドレスが分かっても、どこの誰だかわからないということから、まず犯人はつかまらないでしょうね。

まさか、本人認証をした取引所のアドレスを使っているわけがないですよね〜。

MyEtherWalletや他のWalletを使ったことがある人なら、おわかりのとおり、アドレスは誰でも簡単に作ることができます。

取引所をハッキングするくらいの技術者だから、IPなども当然偽装しているだろうし、そんな身元がバレるようなことはしないでしょう。

ダークウェブとはいえ、監視されている場で堂々と盗んだXEMを売り払ってるわけですから。

これからどうなる?

当然、こんな事件はこれからも起こってくると思います。

歴史が物語っているように、犯罪と取締はいつまでたってもいたちごっこで、守るほうが数倍難しいのが現状で、コストもめちゃくちゃかかります。

取引所側は、いつ何が起こるかもわからないので、24時間体制でハッキングなどに備えておかないといけません。

一方で、ハッカー側は、いつどこでどのように攻めるかも自由です。

だからこそ、中央集権型に取って代わる分散型のサービスが効果を発揮するわけです。

ある意味、攻めるところが多すぎて、攻めるところが存在しないのと一緒です。

あとは、個人個人が資産を盗まれないような手立てをすれば、コインチェック事件のような大規模な仮想通貨盗難事件は起きることはないでしょう。

今回の事件でわかったことは、盗難品とはいえ、市場価格より大幅なディスカウントされたものなら、需要があるということ。

市場の原理ですね。

需要があるから供給が成り立つわけで、そこに正義はありません。

光があるから闇があり、それで世の中はバランスが取られているんです。
すべてをコントロールすることなんてできないわけですから。

重要なことは、現実として今回の事件を受け止めて、個人個人がどのように対処すればいいのか考えることです。

あなたの資産はあなたが守るしかないんです。